中越沖地震

16日で10年 自主防災充実が誇り 組織化進む柏崎市、加入世帯99% /新潟

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住民がつけた通りの名前が一目で分かる看板について説明する関矢登さん=柏崎市松美で
住民がつけた通りの名前が一目で分かる看板について説明する関矢登さん=柏崎市松美で

 中越沖地震から16日で10年。大きな被害を受けた柏崎市には、再建された商店街や復興の過程で考案された「鯛(たい)茶漬け」など、震災を機とした施設や名物がさまざまあるが、「自主防災組織」の充実こそが、震災を乗り越えてきた柏崎の誇りだと桜井雅浩市長は言う。その現状と課題を探った。【内藤陽】

近所づきあい育み 慣例行事を訓練の場に

 「行政主導から行政と民間の協力へと、自主防災組織を(立派な組織へと)作り上げてきたことは素晴らしい」。桜井市長は5日の月例記者会見でそうたたえた。

 町内会などが母体となって地域の防災活動を担う「自主防災組織」は、災害対策基本法に基づく団体だが、結成や加入はあくまで任意。都市化が進む市内の組織率は決して誇れるものではなかった。

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