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テロ根絶へ協調 「パリ協定」溝は埋まらず

共同会見で顔を見合わせるトランプ大統領とマクロン大統領=AP

 【パリ賀有勇】フランスのマクロン大統領は13日、米国のトランプ大統領とパリのエリゼ宮(大統領府)で会談し、テロ根絶に向けて協調することを確認し、両国の同盟関係をアピールした。トランプ氏が離脱を表明した地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」を巡る溝は埋まらなかった。

 トランプ氏は、会談に先立ちナポレオン1世のひつぎがある廃兵院でマクロン氏に出迎えられた。両首脳は互いの背中に手を回し、笑顔で会話するなど友好的な雰囲気で会談に臨んだ。

 会談では、テロ根絶に向けて引き続き取り組んでいくことや、内戦や過激派組織「イスラム国」(IS)の掃討作戦が続くシリアやイラクについて、紛争解決後の政情安定化に向けたロードマップ(行程表)を策定することなどで合意した。

 一方、ドイツで今月開かれた主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)では、地球温暖化対策を巡り米国の孤立が鮮明化。マクロン氏は会談前から、トランプ氏の「説得」に意欲をみせてきた。

 だが、会談後の記者会見でマクロン氏は、温暖化対策を巡り「話し合いを続けることが重要だ」と述べ、依然として意見の不一致があることを認めた。

 トランプ氏はパリ協定について「よく話し合ったうえで何かが起これば素晴らしい。何も起こらないならそれでいい。様子をみてみよう」と述べ、今後も話し合いには応じていく姿勢をみせた。

 両首脳はフランス革命記念日の14日、パリ中心部のシャンゼリゼ通りの軍事パレードに参加する。パレードには、第一次世界大戦の連合国側への米国参戦から100年を記念し、米軍兵士も行進する。

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