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都市対抗野球2021

社会人野球日本一を決める第92回都市対抗野球大会(11月28日~12月9日)に関する特集サイトです。

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全力プレー、豪雨の被災地に誓う 今夕開幕

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豪雨で甚大な被害を受けた福岡県朝倉市に勤務先がある福岡市・九州三菱自動車の安藤彰斗外野手(左)。被災者の気持ちを背負い、開幕戦に臨む=東京都文京区の東京ドームで2017年7月13日午後0時27分、生野貴紀撮影
豪雨で甚大な被害を受けた福岡県朝倉市に勤務先がある福岡市・九州三菱自動車の安藤彰斗外野手(左)。被災者の気持ちを背負い、開幕戦に臨む=東京都文京区の東京ドームで2017年7月13日午後0時27分、生野貴紀撮影

福岡市・九州三菱自

 東京ドームで14日夕に開幕する社会人野球の第88回都市対抗野球大会(日本野球連盟、毎日新聞社主催)の第1試合に、福岡市・九州三菱自動車が登場する。本大会直前、九州北部豪雨が地元の福岡、大分両県を中心に甚大な被害をもたらした。避難を余儀なくされ、厳しい生活が続く住民らに、チームとして何ができるのか。城戸(きど)周平主将(26)は「精いっぱいプレーすることで、被災地を少しでも勇気づけたい」と願う。

 開幕前日の13日。東京ドームでの約1時間の練習で、選手らはノックや打撃練習などに取り組んだ。5年ぶりとなるドームには選手の大声が響き、笑顔も見られた。しかし、豪雨の話題になると、表情は硬くなった。「身の危険を感じました」「今も心配です」。14日時点で30人の犠牲者が確認され、18人の安否が分かっていない。地元のことが、常に頭から離れない。

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【都市対抗野球2021】

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