連載

eye

社会や政治、スポーツなど国内外の動きを、写真のレンズを通して見つめます。

連載一覧

eye

伝えたい。夢があるから 児童養護施設の若者ら、奨学金めざす弁論大会

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
「カナエール夢スピーチコンテスト」で登壇する女性。生い立ちや自らの夢を、スピーチにこめた=東京都港区で2017年7月8日、内藤絵美撮影
「カナエール夢スピーチコンテスト」で登壇する女性。生い立ちや自らの夢を、スピーチにこめた=東京都港区で2017年7月8日、内藤絵美撮影

 「私の夢は美術の教員になることです」

 約700人の聴衆を前に、女性(18)は力強く語る。

 今月8日、東京都内で催された「カナエール夢スピーチコンテスト」(主催・NPO法人ブリッジフォースマイル)。児童養護施設などで育った若者に対し、進学や将来の夢をステージ上で語ることを条件に、給付型奨学金を支給するプロジェクトだ。

 女性は幼い頃から母親の暴力に苦しみ、高校の時、担任に勧められて児童養護施設に入所した。もともと美術が好きだった女性に、教員の道を指し示したのも担任だった。女性は周囲の協力を得ながら受験勉強に励み、今春志望校に合格。希望を胸に、都内の国立大学に通っている。

この記事は有料記事です。

残り794文字(全文1081文字)

あわせて読みたい

注目の特集