- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

大学での筆者の担当科目に「グローバル時代をどう読むか」というのがある。正式科目名は「内外マクロ経済環境」になったが、上記を副題とすることで、目指すところを示そうとしている。
今、我々はグローバル時代という時代を生きている。我々がこの時代をどう読み解くかによって、この時代の時代特性も変わってくる。我々は時代を生きる者たちであると同時に、時代をつくる者たちでもある。この認識を学生さんたちと共有したいと考えている。
このような発想で臨んでいるから、授業で取り上げるテーマは年々、変化している。むろん、どうしても押さえておかなければいけないテーマはある。だが、時代を読むためには、変転する時代風景に密着して、授業風景もまた、時々刻々変化する必要がある。
この記事は有料記事です。
残り1736文字(全文2061文字)