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国土交通省は14日、九州新幹線長崎ルート(博多-長崎)に導入を予定しているフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)の耐久走行試験について、目標としていた今夏の試験再開を見送る方針を明らかにした。試験車両の部品に不具合が見つかり、部品の改良と検証に年単位の時間がかかるという。国は新幹線と在来線の両方を走れるFGT導入による2025年度の長崎ルート全面開業を目指しているが、絶望的になった。
与党の整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)の検討委員会は今月25日にJR九州、28日に長崎、佐賀両県の意見を聴取し、3者の意向も踏まえた上で、8月中にも長崎ルートの整備方針について結論を出す。
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