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「鵜飼」中止 ウイルス感染の可能性 山梨

目の下に、いぼの様なできものができた鵜=山梨県笛吹市提供

 山梨県笛吹市は14日、毎年開いている夏祭りのメインイベント「鵜飼(うかい)」を中止にすると発表した。ウがウイルスに感染した可能性が大きく、他の鳥への感染などが懸念されるためという。同市のウ飼いは約800年前に始まった伝統行事で、1976年から観光ウ飼いを始めたが、中止するのは今回が初めてという。

     同市観光商工課によると、感染した可能性があるのは「鳥ポックスウイルス」。くちばしなどにイボのようなできものができ、食欲不振などの症状が見られ、死に至ることもあるという。

     同課によると今月10日、ウの捕獲技術保存協議会(岐阜市)から、岐阜市で飼育するウにこのウイルスの症状が確認されたとして、注意喚起を促す文書が届いた。笛吹市が、個人に委託し飼育しているウ6羽を確認し、5羽に同様の症状が出ていることに気付いた。

     市が獣医学部のある大学に画像を送ったところ「鳥ポックスウイルスの症状によく似ている」などの回答があったため、11日、本格的な検査を依頼した。市では既に感染したとみられるウを隔離し、定期的に鶏小屋の消毒を行うという。

     夏祭りは20日~8月19日、同市石和町で開かれる。ウ飼いを目当てに昨年は約1万2000人が訪れた。市は「2次感染の心配もあり、苦渋の決断。ウ飼いの代わりに誘客できる策を検討したい」と話す。【田中理知】

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