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増加の一途をたどる宇宙ごみは秒速7キロ以上の高速で地球周辺を回っており、人類の宇宙活動の脅威となっている。近年、新興国の宇宙開発参入が相次ぎ、ベンチャー企業などが多数の超小型衛星を使った事業に乗り出していることもあり、宇宙ごみ問題は喫緊の課題だ。
2009年には、役割を終えたロシアの軍事衛星と米企業の人工衛星との衝突事故が起きた。国際宇宙ステーションではしばしば、宇宙ごみの接近により、軌道変更や宇宙飛行士の退避が行われている。07年には中国が自国の衛星をミサ…
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