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九州北部豪雨

2017年7月、九州北部を中心に活発な前線の影響で記録的な大雨に見舞われ、大規模な河川の氾濫、住宅や施設の孤立が相次いだ。

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九州北部豪雨

再建阻む土砂と泥 不安もかき出すボランティア

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 九州北部豪雨で流れ出た大量の土砂と泥水が被災者の生活再建を阻んでいる。福岡県朝倉市杷木(はき)地区や、大分県日田市小野地区の一集落では浄水場が土砂で埋まったり、取水施設が水没したりして断水が続く。多くの民家も被災し、住民らは土砂のかき出しに追われている。一方で3連休初日の15日、両県の被災地には、全国から2400人以上の災害ボランティアが駆け付け、支援が本格化した。【中里顕、安部志帆子、土田暁彦】

 5日の豪雨で朝倉市杷木地区は赤谷川が氾濫した。杷木浄水場に大量の土砂や流木が押し寄せ、水をきれいにする「ろ過池」2基を覆った。ショベルカーによる撤去作業で15日までに1基の土砂は大半を取り除いたが、もう1基は手つかずの状態。復旧の見通しはたっておらず、地区の大半の1654世帯が断水となっている。

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