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九州北部豪雨

2017年7月、九州北部を中心に活発な前線の影響で記録的な大雨に見舞われ、大規模な河川の氾濫、住宅や施設の孤立が相次いだ。

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花月川、拡幅で決壊免れる 12年豪雨災害で最大90メートルに /大分

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土石や流木群の「中州」が大小十カ所近く出現した花月川。左手奥が小野川との合流点
土石や流木群の「中州」が大小十カ所近く出現した花月川。左手奥が小野川との合流点

 観測史上最高の24時間降水量を記録した日田市で、市中心部を流れる筑後川水系の花月川が、2012年7月の九州北部豪雨の災害復旧に向けて国が実施した河川拡幅事業により決壊を免れたことが分かった。所管する国土交通省筑後川河川事務所の担当者は「詳細な検証はこれからだが、拡幅により治水効果があった」との見方を示した。

 花月川と支流の有田川は、12年の九州北部豪雨などで堤防が決壊。179ヘクタールが浸水し800戸以上に床上・床下浸水の被害が出た。国交省は両河川の復旧工事(総額101億円)を河川激甚災害対策特別緊急事業(激特事業)に指定し、翌年から工事に着手。川幅を30メートルから最大で90メートルに拡幅し、新たに高さ2メートルの堤防を築いた。

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