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藤井四段が谷川九段に大差勝ち 原点の詰め将棋「解答競争」貫禄V

 将棋の最年少プロ、藤井聡太四段(14)が16日、名古屋市内で開催された「詰将棋全国大会」に出席した。谷川浩司九段(55)らとともに、詰め将棋の愛好家ら約130人と交流。普段の対局では見せない笑顔を地元で振りまいた。

 藤井にとって詰め将棋は、14歳にして公式戦29連勝の新記録を樹立した強さの土台だ。その魅力を「正解が一つに決まるところ。解けた時の爽快感ですね」と語る。この日は計15分間で30問を解く「解答競争」イベントに参戦。90点中ほぼ満点の86点で貫禄の優勝を果たした。幼少期に藤井が指導対局を受けた大先輩の谷川は「先輩の意地を見せたい」と対抗心を燃やしたが大差で惨敗。藤井への記念品贈呈役を務め「同じ棋士として複雑」と苦笑いした。

 藤井は12年に長野県内で開催された同じイベントで、9歳でいきなり優勝。全国から集まる愛好家の度肝を抜いた。そしてプロとしての実績を引っ提げ、原点の場に5年ぶりの凱旋。当時からの参加者は「この子はプロになると誰もが思った。予想通り、いやそれ以上になった」と興奮気味に語る。

 藤井はより真剣勝負度の強い「詰将棋解答選手権」で、小学6年の15年から3連覇。詰め将棋の普及・発展への貢献を評価する「門脇芳雄賞」を受賞し、この日表彰された。壇上では「(優勝者として大会誌に)参加記を書きましたが、もう3度目。そろそろキツいので…」とジョークで会場を沸かしつつ「来年も優勝を目指します」と宣言した。

 「プロとして将棋が優先ですが、詰め将棋も楽しんでいきたい」。19日に15歳の誕生日を迎え、次戦は21日の上州YAMADAチャレンジ杯準々決勝。原点回帰で英気を養い、さらなる飛躍の1年間に挑む。(スポニチ)

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