メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

音楽

オペラ《ノルマ》 デヴィーアの存在感=評・梅津時比古

 ベッリーニのオペラ《ノルマ》の上演には二重に鍵が掛かっている。歌手に求める技量が至難であること、そしてストーリーの展開を現代の聴衆に納得させる難しさである。

 藤原歌劇団などによる共同制作として上演された《ノルマ》は、タイトルロールを頂点にした総合力で、改めて作品の魅力を伝えた(1日、日生劇場)。

 《ノルマ》の役柄を神秘的に高めたのは、この公演のために招かれたソプラノのマリエッラ・デヴィーア。第1幕冒頭の歌いだしこそ、全盛期を過ぎた身体的要素~高音のわずかな不安定、声量の物足りなさなど~に一抹の不安を抱かせたが、そこは屈指のベテランだけに、ランツィロッタ指揮の東フィル、粟国淳の演出、客席との距離感等、舞台空間の諸条件をたちどころに把握したのだろ…

この記事は有料記事です。

残り491文字(全文817文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 福岡県警 イオン来店ポイント詐取容疑、男逮捕
  2. 米ユダヤ系団体 ナチス帽着用でBTS非難
  3. 横浜女性刺傷 「金を取る目的だった」逮捕の71歳容疑者
  4. ライフスタイル [新年度の疑問]会社の経費で得たポイントやマイル、個人的に使うのアリなの?(GetNavi web)
  5. ANA 国内線の搭乗 「ステータス」から「番号」に変更

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです