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九州北部豪雨

2017年7月、九州北部を中心に活発な前線の影響で記録的な大雨に見舞われ、大規模な河川の氾濫、住宅や施設の孤立が相次いだ。

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九州北部豪雨

避難情報伝わらず 中継基地断線か 福岡・朝倉の杷木松末

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 九州北部豪雨で被害が大きかった福岡県朝倉市の杷木松末(はきますえ)地区の一部で、避難指示発令前に、各世帯に避難情報を伝える戸別受信機が正常に作動していなかった可能性があることが、市への取材で分かった。豪雨により中継基地の送信所で不具合が生じたのが原因とみられる。同地区では犠牲者も出ており、専門家は「行政は多様な情報入手手段の確保を住民に呼びかけておくべきだ」と指摘する。

 朝倉市では、防災情報を流す各地域の中継基地までは主に有線で結び、そこから戸別受信機に無線で避難情報などが流れる仕組みだった。関係者によると、5日午後2時過ぎ、杷木松末の中村集落にある中継基地の送信所が何らかの理由で使えなくなり、戸別受信機に情報が発信できない状態になっていたという。

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