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SUNDAY LIBRARY

木村 衣有子・評『ワイン語辞典』中濱潤子・著

◆『ワイン語辞典』中濱潤子/著 キムコ玉川/イラスト(誠文堂新光社/税別1400円)(

 そこそこ飲むには飲んできたけど、おぼえづらいしつかみどころのないお酒だな。ワインについてはずっとそんなふうに腰が引けていた私。でも、去年から、にわかに胸中でワインブームが巻き起こっている。

 きっかけのひとつは、山形にあるワイナリーの、活気ある葡萄(ぶどう)畑の風景にぐっときて、そしてそこのお酒は、どれをいつ飲んでもおいしく感じること。その味わいの根っこを知りたくて、ここしばらくは暇をみてはワインの本を新旧あれこれめくってみている。

 『ワイン語辞典』には、産地の王道をゆくボルドー地方がイギリス領だった約800年前の出来事から、気鋭の生産者がこないだ世に出したお酒の話まで、歴史と流行のどちらもがぎゅうっと詰めこまれている。前述の、私が訪ねたワイナリーも「置賜(おきたま)盆地」の項などでふれられていた。それと、今最も気になっている、日本の古くからの生産地でみられる「一升瓶ワイン」の文化についても。とりあげられたワイン語の数は60…

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