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充実の盛りにある文楽人形遣い。吉田簑助への入門が1967年7月。半世紀が過ぎた。
「今年中に師匠と同じ場面で相手役をするのが夢でしたが、早くも1月にかないました」と喜ぶ。
1月の大阪・国立文楽劇場で「本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)」の「十種香」で自身が八重垣姫、簑助が濡衣を遣った。
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「うれしい半面、緊張もしました。つい、師匠に目がいき、その眼(め)が『弟子入りして50年でこれか』と思われているようにも、『もうちょっとがんばれよ』と考えていらっしゃるようにも見えてしまいました」
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