ベネチア・ビエンナーレ

岩崎貴宏や「PLAY」現代社会問う イタリアで開催中

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岩崎貴宏の作品が並ぶベネチア・ビエンナーレの日本館の展示=清水有香撮影
岩崎貴宏の作品が並ぶベネチア・ビエンナーレの日本館の展示=清水有香撮影

 伊ベネチアで開かれている世界最大規模の現代美術展「ベネチア・ビエンナーレ」。86カ国が参加する国別部門で、日本館は広島市在住の岩崎貴宏(42)が日用品を使ってさまざまな風景に見立てた新作立体を展開している。テーマは「逆さにすれば、森」。岩崎は「一元的な見方を揺さぶり、視点をひっくり返す展示を意識した」と語る。

 館内中央の床に白いタオルやシーツが乱雑に積まれている。近づくと小さな鉄塔や観覧車が目に留まり、布の固まりが山々に見えてくる。中心には建物の空気孔である丸い穴が。床下の階段から来館者に顔を出してもらう仕掛けで、実際にのぞくと、牧歌的な風景は一転、真っ黒なガスタンクや煙突が眼前に迫る。

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