基礎的財政収支

赤字幅、20年度8.2兆円 黒字化目標遠く

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経済財政諮問会議で発言する安倍晋三首相(左)。中央は麻生太郎財務相、右は菅義偉官房長官=首相官邸で18日、川田雅浩撮影
経済財政諮問会議で発言する安倍晋三首相(左)。中央は麻生太郎財務相、右は菅義偉官房長官=首相官邸で18日、川田雅浩撮影

 内閣府は18日の経済財政諮問会議に、中長期の財政試算を提出した。財政健全化の指標である基礎的財政収支(プライマリーバランス=PB)の赤字幅の見通しは、2020年度に8・2兆円程度とした。1月の前回見通しの8・3兆円からほぼ横ばいで、20年度のPB黒字化という目標の実現は遠いままだ。

 PBは、国と地方の政策経費を借金に頼らずどれだけ賄えているかを示す指標。今回の試算では、経済成長率の見通しを下方修正したことで税収が減少する一方、歳出改革が進んで政策経費が抑制されるとして、若干の改善を見込んだ。

 18年度の国内総生産(GDP)に対する赤字の比率は、前回と同じ2・4%程度と試算。政府は18年度の対GDP比の赤字を1%程度に抑える中間目標も掲げているが、達成は厳しい状況だ。

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