日本経済は厳しい人手不足に直面している。このため、企業は人手に代えてロボットや人工知能(AI)を活用する動きを活発化させている。例えば、多機能ロボットやAIを装着した各種の製品の開発、さらにはAIによる制御を組み込んだ生産・販売システムの改革などである。
急速なAIの動きについて恐怖を感じる人もあろうが、技術進歩の歴史が示すように、利便性が勝れば広く活用されるようになる。実際、江戸時代は東京・大阪間を2週間かけて移動していたが、今は新幹線で2時間半である。
もっとも、AIが人間の代わりに意思決定をするようになるからといって、全てがAIに任されるわけではない。AIを含む製品やシステムが信頼されるためには、最後には人間が判断する部分がしっかりと残されていなければならない。
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