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ぶんかのミカタ

博物館学芸員の仕事/上 未来のため「自由な学び」を=滋賀県立琵琶湖博物館学芸員・妹尾裕介

 『博物館』という児童文庫をご存じだろうか。1929年アルス社出版の素敵(すてき)な装丁の本で、著者は日本最初の考古学講座を開設した濱田青陵である。やさしい文章と絵によって仮想の考古博物館が展開され、濱田によるぜいたくなガイドツアーを楽しめる良本だ(国立国会図書館デジタルコレクションで無料閲覧可能)。

 本書で貫かれる「博物館とは学問をするところ」という考えが私の心に響く。博物館とは何か。あらゆる人々が博物館を利用できる方法について、1960年にユネスコが採択した勧告では、博物館の定義に「大衆の娯楽と学び」を強調している。娯楽性をもった学びの場をどう提供するのか。これは、いま博物館の学芸員が抱える課題である。

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