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高知県(高知市~馬路村) (有川浩「県庁おもてなし課」) 「楽しませる」を全身全霊

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高知県庁内の「おもてなし課」プレート。現在も観光客が写真を撮りに訪れるという=高知県庁で、村瀬優子撮影
高知県庁内の「おもてなし課」プレート。現在も観光客が写真を撮りに訪れるという=高知県庁で、村瀬優子撮影

 高知県庁に実在する「おもてなし課」を舞台に、観光立県を目指して奮闘する職員たちの成長を爽やかに描く「県庁おもてなし課」。県出身の作家、有川浩さんによる高知の観光小説としても楽しめる。主な舞台となった県庁と馬路(うまじ)村を訪ねた。【村瀬優子】

 「本物のおもてなし課」。県庁では遊び心のあるプレートが職員たちの頭上で輝いていた。「本物の」という文字だけ黒いペンで書かれているのが笑いを誘う。

 観光客の受け入れ態勢の充実を目指し、この課が発足したのは2007年。四国のお遍路さんをねぎらう「おもてなし文化」が由来という。13年に滝川クリステルさんが東京五輪招致のプレゼンで使った「お・も・て・な・し」が流行語大賞になるよりも前のことだ。

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