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「空」シンボル、禅の精神表現…会場構想案

万博会場に設けられる広場「空」のイメージ図

大型広場、屋根見上げ

 2025年国際博覧会(万博)の大阪誘致を巡り、人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)で計画する会場の具体的な構想が21日、判明した。複数の誘致関係者が毎日新聞の取材に明らかにした。シンボル施設として「空(くう)」と名付けた大型広場を5カ所に配置。広場を覆う大きな屋根の真ん中に穴を開け、空が見えるようにして「禅」の精神に通じる「空虚」を表現する。

     9月に政府が博覧会国際事務局(BIE)に提出する招致提案書に盛り込む。

     会場全体のコンセプトは「非中心」「離散」とした。テーマや地域別にパビリオンをまとめる従来の手法を変え、会場の敷地を不規則に区分けし、さまざまな形の施設を「パビリオンワールド」の区画にランダムに配置する。「いのち輝く未来社会のデザイン」の万博テーマを踏まえ、個々のパビリオンを世界中の多様な人々に見立て、一人一人が共に未来社会を創り上げるイメージを表現する。

     「空」ではイベントや展示会場として来場者が交流、別の「空」や会場エントランス2カ所とはアーケードのような屋根をかけたメインストリートで結ぶ。

     パビリオンの上に別のパビリオンを重ねて建設することも検討。上階のパビリオンへ移動しやすいよう、空中を移動する歩行者用「スカイウオーク」を「空」やメインストリートの屋根の下に通す。会場全体を見渡せる「空中庭園」も設ける。

     パビリオンは世界各国や企業、国際機関が出展し、未来のライフスタイルの紹介など体験型施設も用意する。世界の料理やお好み焼きなど大阪の味を提供する飲食・物販施設は計20カ所配置。海上に網目状の桟橋を設ける南側の「ウオーターワールド」は水上ホテルや迎賓館を整備し西側には緑地帯「グリーンワールド」も設ける。

     会場内移動は自動運転のループバスや1人用小型乗り物(パーソナルモビリティー)も活用。拡張現実(AR)を利用した避難経路サインや自動のゴミ回収機も導入し、ドローンで会場を監視する対策も進める方針だ。入場料は当日券を大人4800円で検討し、障害者向けの特別割引も設けられる見通し。

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