【ワシントン清水憲司、北京・赤間清広】米中両政府は19日、米ワシントンで閣僚級の第1回包括経済対話を開いたが、米国の大幅な赤字となっている貿易不均衡是正の具体策は示せなかった。共同声明の発表が見送られ、両国がそれぞれ開く予定だった記者会見も中止に。4月の首脳会談で「蜜月」ぶりを演出した両国だが、経済対話が出はなから不調に終わり、経済・通商政策をめぐる溝の深さを浮き彫りにした。
協議の不調を受け、トランプ政権が中国製などの鉄鋼製品に対する制裁発動に動く恐れもあり、2大経済国の対立が深まれば、世界経済にも悪影響を及ぼす懸念がある。
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