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ニュースなことば

線状降水帯 /大阪

 複数の積乱雲の集合体が次々と発生して帯状に連なり、豪雨をもたらす気象現象で、今回の九州北部豪雨でこの現象が確認されました。地理的な構造や海面水温の高さなど複数の要因が重なると考えられ、2014年8月の広島土砂災害以降、気象用語として一般的に定着しました。

 防災科学技術研究所(茨城県つくば市)などによると、5日昼ごろ九州北部まで南下した梅雨前線に南西から湿った空気が流れ込みました。福岡・佐賀県境には東西に走る脊振(せふり)山地があり、湿った空気が山地の北側と南側に分かれて東側の低地でぶつかり、同じ場所で積乱雲が発生したと考えられます。

 事例によって多種多様で例外は多く存在しますが、一般的に線状降水帯は幅20~50キロ、長さ50~200キロ。気象庁気象研究所の津口裕茂研究官らの研究では、3時間雨量が130ミリを超え、その地域で降る頻度の低い大雨を集中豪雨と規定した場合、1995~2009年の4~11月の全国386例のうち、43.5%にあたる168例が線状降水帯が原因と分類しています。

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