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【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は21日、ホワイトハウスの広報体制刷新に着手した。空席だった広報部長に、スパイサー大統領報道官の反対を押し切って、米ウォール街出身のスカラムチ氏を起用。スパイサー氏は辞任を表明した。トランプ氏は個人的にも親しいスカラムチ氏を責任者に据えて広報戦略を掌握し、対立するメディアを介さずに国民に直接発信する機会を強化する狙いとみられる。
「大統領は偉大なメッセージの伝達者だ」。21日、ホワイトハウスで記者会見に臨んだスカラムチ氏はトランプ氏をたたえ、近くトランプ氏本人が記者会見する機会を模索する考えを示した。また、「できるだけ多くの質問に答えたい」と宣言。スパイサー氏の後任として副報道官から報道官に昇格したサンダース氏が止めに入るまで、笑顔もまじえながら約40分間、記者団の質問に答えた。一方、先月から減少傾向にある記者会見を定例…
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