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東京五輪まで3年/1 地方(その1) 経済効果、年32億円 サーフィン開催に沸く千葉・一宮

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一宮町は週末には多くのサーファーが訪れる=竹内紀臣撮影
一宮町は週末には多くのサーファーが訪れる=竹内紀臣撮影

 太平洋に臨み緩やかな弧を描く九十九里浜の南に位置する千葉県一宮町。2020年東京五輪の会場となる人口1万人余の小さな町が、サーフィンによる経済効果「サーフォノミクス」に沸いている。【村上正】

 近年、サーフィン目的の観光客や移住者が増え、五輪がさらに後押しする。年間60万人が海岸を訪れるとされ、町が昨年度実施した調査では経済効果は32億円超とはじき出された。会場の釣ケ崎海岸は北東、東、南東の3方向からうねりが入ることで波が安定しているため、週末は多くの人でにぎわう。農業が基幹産業だった穏やかな町は1980年代からサーフィンが通年でできる環境を求める人の移住が始まった。2000年代には海岸と平行する県道30号沿いはサーフショップ、飲食店や住宅が並び若者らでにぎわう南国風の風景に変わった。

 「ここ数年、倍々という感じで建物が増え、五輪が決まってさらに勢いがある。投資目的も増えている」。一宮町の波乗不動産社長、佐々木真さん(37)は目を見張る。町に毎年約500人が移り住み、人口は今年1月で過去最多に近い約1万2400人に。全国の自治体が人口減に悩まされる状況で一宮町はサーフィンを起爆剤に「増加傾向にあるまれなケース」と自負する。

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