内閣支持率26% 危険水域、政権に衝撃 改憲日程に影響も
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安倍内閣の支持率下落が止まらない。毎日新聞が22、23両日に実施した全国世論調査では、第2次安倍内閣発足後で最低の26%に落ち込んだ。安倍晋三首相は8月3日に予定する内閣改造・自民党役員人事で局面を転換しようとしているが、政権の「骨格」を維持するという首相の方針は世論に評価されていない。与党からは「今は逆風にじっと耐えるしかない」と今後の支持率回復に悲観的な見方が出ている。
支持率が20%台に落ち込んだ内閣が勢いを取り戻すのが難しいことは、過去のデータが示している。第1次安倍内閣は改造でやや持ち直したものの、間もなく退陣。麻生内閣は衆院解散を先送りし、「低空飛行」のまま政権を維持したが、最後は「追い込まれ解散」で自民党が大敗し、野党に転落した。今回、内閣支持率が「危険水域」に入ったことに政権内には衝撃が広がっている。
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