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そこが聞きたい

反グローバリズムの閉鎖性 英国人ジャーナリスト ビル・エモット氏

=根岸基弘撮影

 トランプ米政権の誕生、英国の欧州連合(EU)からの離脱決定、欧州での極右政党の台頭--。グローバリズム=1=に反対する潮流が広がっている。この流れはどこに行き着くのか。近著「『西洋』の終わり」(日本経済新聞出版社)で分析した英国人ジャーナリストのビル・エモット氏(60)に聞いた。【聞き手・松井聡】

--「『西洋』の終わり」では第二次世界大戦後、「自由」と「平等」など民主主義=2=の理念を掲げて経済的な繁栄を享受してきた欧米や日本などを「西洋」と位置づけました。今、「自国優先」や「移民排斥」という閉鎖的な考えが支持を集めています。

 経済的に繁栄した西洋で暮らす私たちは岐路に立たされています。経済発展に最も重要なのは「開放性」という考えです。「資本家や労働者の自由な移動」や「国境を超えた自由な経済活動」を保障する理念です。ですが、私たちが直面しているのは開放性とは正反対の考え方の拡大なのです。トランプ政権やフランスの極右政党「国民戦線」が主張する移民流入抑制策は確実に経済的な衰退をもたらします。その国に有能な人材が集まらなく…

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