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副業、兼業もゆとりを持って

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ジーニアスルーツのメンバーとチャットで情報交換しながらプログラミングの作業をする小原聖也さん
ジーニアスルーツのメンバーとチャットで情報交換しながらプログラミングの作業をする小原聖也さん

 働き方改革の中核を担う、副業と兼業の推進。しかし副業することが残業規制の抜け穴になる恐れがある。「複数の組織で働くこと」を媒介するNPO法人は、「思い通りにコントロールが可能で、ゆとりのある働き方」を推奨する。

 ●残業「公私の支え」

 「4月から基本的に残業は禁止する。やむを得ない場合、労務担当役員の許可を前日までに得ること」。2月上旬、東京都内のIT関連会社は社員向けにこんなメールを一斉に流した。添付文書には、残業が必要な理由をリポートで提出するよう記されていた。

 現在抱えているプロジェクトの状況、残業の必要性に関する同僚2人と所属長の見解(本人直筆)、残業をしないための具体的な行動計画……。配布されたリポートのひな型では、9項目にもわたる説明が求められていた。作成に手を焼くことは明らか。システムエンジニアの男性(29)は「例外中の例外を除いて、残業は絶対に認めないという会社の意思表示と受け取った」と振り返る。

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