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加計新学部

「計画把握は1月」安倍首相、便宜否定

衆院予算委員会で学校法人加計学園の獣医学部新設計画について民進・大串博志氏の質問に答弁する安倍晋三首相=国会内で2017年7月24日午前11時8分、川田雅浩撮影

 衆院予算委員会は24日午前、安倍晋三首相らが出席して閉会中審査を開いた。愛媛県今治市で学校法人「加計学園」が獣医学部新設を計画しているのを知った時期について、首相は「今年1月20日の国家戦略特区諮問会議で知った」と述べた。この問題に関する過去の答弁について「足らざる点があったと率直に認めなければならない」と語り、説明不足だったとの認識を示した。一方、同学園に便宜を図ったことはないと改めて否定した。

 民進党の大串博志氏らへの答弁。大串氏は、加計学園の加計孝太郎理事長と首相が過去14回食事やゴルフを共にしたとし、うち6回は昨年7月以降だと指摘。「新設の話がドッと進んだ夏から秋に、これだけ接触している。一度も獣医学部新設が話題に上らないのか」と質問した。

 首相は加計氏について「政治家になるずっと前、学生時代からの友人だ。彼が、私の地位を利用して何かを成し遂げようとしたことは、ただの一度もない」とした上で、「今回で言えば、『獣医学部を作りたい』ということはなかった」と答弁した。ゴルフや食事の代金については「(自身の)プレー代は私が払っている。(食事は)友人なので割り勘もあれば、ごちそうしたこともあるし、先方が持つ場合もある。そこで(獣医学部について)頼まれたことはない」と述べた。

 これに先立ち、自民党の小野寺五典氏が「首相が便宜を図ったと思う国民が多い。加計氏から相談はあったか」と質問。首相は「『李下(りか)に冠を正さず』という言葉がある。私の友人が関わることで国民の皆様から疑念の目が向けられるのはもっともなことだ。今までの答弁にはその観点が欠けていた」と反省の姿勢を示した。その上で「個別の案件について私が指示することは全くない」と語った。また、首相は獣医学部新設について「プロセスは適切で一点の曇りもない」と強調した。南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題が問われている稲田朋美防衛相に関しては「徹底的な調査を行い、改めるべき点があれば徹底的に改善し、再発防止を図ることで責任を果たしてもらいたい」と述べ、即時の罷免を否定した。【高橋恵子】

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