狩りガール

獣の命生かしたい 鹿皮装飾品やジビエ推進

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地域おこし協力隊から女猟師に転身した井野春香さん=長野県泰阜村で、大澤孝二撮影
地域おこし協力隊から女猟師に転身した井野春香さん=長野県泰阜村で、大澤孝二撮影

 「獣の命を暮らしの中で生かしたい」と「けもかわプロジェクト」を主宰している長野県泰阜村の井野春香さん(29)。鹿の皮を生かした装飾品やキーホルダーなどを製作するとともに、全国に広めようとPR。「今までは捕らえた動物を埋設処理していた。人間の都合で奪った命だから最後まで責任を取りたい」。自らも猟師として捕獲に関わるだけに、その命をどうつなげるか、考えている。6月からは泰阜村が建設したジビエ食肉加工センターの責任者も務める。

 元々は海外で活躍している「野生動物保護官」に憧れていた。熊本県で育った子ども時代、共に教師の両親の影響で「教育テレビ」しか見られなかったが、海外の野生動物を紹介する番組に引きつけられたからだ。高校も畜産科学科に進み、大学でも自然環境保護と野生動物の関わりを研究した。そのなかで広大な土地を有する海外と違い、自然環境保護のために個体数の調整が必要な日本の状況を知り、猟に強い関心を抱いた。「野生動物を…

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