仙台市長選

郡和子氏が初当選 自公敗北、加計問題影響

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当選を確実にし万歳三唱する郡和子氏(中央)=仙台市青葉区で2017年7月23日午後10時26分、喜屋武真之介撮影
当選を確実にし万歳三唱する郡和子氏(中央)=仙台市青葉区で2017年7月23日午後10時26分、喜屋武真之介撮影

 任期満了に伴う仙台市長選は23日投開票され、民進党元衆院議員の郡和子氏(60)=民進、社民両党宮城県連支持、共産党県委員会、自由党支援=が、冠婚葬祭会社社長の菅原裕典氏(57)=自民党県連、公明党県本部、日本のこころ支持=ら新人3人を破り、初当選を果たした。投票率は44.52%で、過去最低だった前回の30.11%を上回った。自民党は東京都議選に続く敗北となり、今後の政権運営に影響が出るのは必至だ。

 2期目の奥山恵美子市長が4月に退任を表明。郡氏と菅原氏のほかに、いずれも元衆院議員の林宙紀氏(39)と大久保三代氏(40)が名乗りを上げた。事実上の与野党対決の構図で、村井嘉浩県知事と奥山市長が菅原氏を支援した。

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