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記者の目

バニラ・エア問題を考える=岩下恭士(デジタルメディア局)

あこがれの上空。操縦かんを握る「夢の日」を迎え、気分は高揚した=米ハワイ州ホノルルで6月21日

「バリアフリー」の道険し

 「右にダイヤモンドヘッドが見えてきました」。同乗者のそんな声が聞こえた。

 4人乗りの単発プロペラ軽飛行機パイパー社製アーチャーPA28。先ごろ、全盲の私がその操縦かんを握ってハワイ上空を自由に飛ぶという夢のような体験をした。観光客向けの遊覧飛行とパイロット養成学校を営むホノルルの旅行会社「ワシン・エア」が実施している操縦体験コースだ。航空法の厳しい日本国内では考えられないことだが、アメリカでは操縦免許を持つ教官が同乗していれば、誰でも機長席で操縦かんを握れる。私のような全盲者も教官の指示を受けながら、上空での水平飛行はもちろん、離着陸までも操縦の醍醐味(だいごみ)を味わえる。

 大手航空会社の運航管理者だった亡父の影響で、子供の頃から航空ファンだった。10歳の時、失明でパイロ…

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