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【エルサレム高橋宗男】エルサレム旧市街にあるイスラム教とユダヤ教の聖地を巡り、パレスチナとイスラエルの衝突が続いている。イスラエルが「聖地の管理」を変更しようとしているとして、パレスチナ側が反発。イスラエルは25日、衝突の直接の引き金となった聖地入り口の金属探知機を撤去した。混乱の収拾を図る狙いがあるとみられるが、新たな対策を講じる方針を示しており、事態の沈静化につながるかは見通せない。
イスラエル側は今月14日にイスラエル国籍を持つパレスチナ人3人が警官を銃撃した事件を受けて、16日にイスラム教徒がハラム・アッシャリーフ(高貴なる聖域)=ユダヤ名・神殿の丘=と呼ぶ三大聖地の一つの入り口に、イスラム教徒専用の金属探知機を設置した。
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