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特集ワイド

北朝鮮、ICBMの陰で 正恩氏「若さ」アピールの謎

4日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」型の試射成功を喜ぶ金正恩朝鮮労働党委員長の写真=共同

 国際社会の非難をよそに北朝鮮が米本土を狙える大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を強行した。平壌は金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の威信を高める祝賀ムードに沸いているが、その陰で正恩氏の「若さ」がしきりにアピールされようとしている。なぜか? 深層をリポートする。【鈴木琢磨】

父は19歳で「唯一の後継者」?

 まるでお祭り騒ぎだ。北朝鮮が「火星14」と名付けたICBMを発射したのは4日の朝、午後には特別重大報道が流れ、正恩氏立ち会いのもと、実験が「成功した」と宣言した。正恩氏は9日、自ら肝煎りの牡丹峰(モランボン)楽団、青峰(チョンボン)楽団をはじめ朝鮮人民軍功勲国家合唱団、旺載山(ワンジェサン)芸術団のメンバーがこぞって出演する慶祝音楽舞踊公演を開く。翌10日には貢献した科学者、技術者を招き、盛大な宴会を催した。テーブルの上にはミサイル運搬トラックの模型まであった。平壌の事情を知る在日ビジネスマンは言った。「建国以来の規模ではないか」と。

 公演ステージで目を引いたのは初披露の「共和国ロケット兵行進曲」。勇壮なマーチが流れる中、スクリーン…

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