東日本大震災

福島第1原発事故 周辺地域、バス乗務員不足「深刻」 協議会「路線拡充」声は強く /福島

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富岡町内を循環する新常磐交通の路線バス=富岡町仏浜のJR富岡駅で
富岡町内を循環する新常磐交通の路線バス=富岡町仏浜のJR富岡駅で

 福島第1原発事故で避難指示が出た12市町村など原発周辺地域の公共交通の在り方を検討する協議会が25日、福島市で開かれた。住民帰還を進めたい自治体がバス網の拡充を求めた一方、バス事業者側は乗務員不足を訴えた。

 会合で示された「避難地域広域公共交通網形成計画」の骨子案では、国の補助事業を活用し原発周辺地域を結ぶ広域バスについて、川内-富岡▽川内-小野▽南相馬-県立医大(福島市)の3路線を来年度までに追加整備する計画が明らかにされた。いわき-富岡など3路線は今年4月から運行を始めている。

 川内村の担当者は「富岡行きのバスとJR常磐線が再開すれば、村から広野町の県立ふたば未来学園高校に通学できる」とし、交通網の充実が子育て世代の帰村促進にも有効だと強調した。広野町は「帰還町民の多くが通院しているいわき行きバスの午前便を1本でも増やしてほしい」と訴えた。

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