京都大白浜水族館

ヤドカリの背に摩天楼 生態研究と現代芸術コラボ 特別展 /和歌山

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「天壇」の貝殻を背負ったヤドカリ=和歌山県白浜町の京都大白浜水族館で、藤田宰司撮影
「天壇」の貝殻を背負ったヤドカリ=和歌山県白浜町の京都大白浜水族館で、藤田宰司撮影

 貝殻を背負って生きるヤドカリの生態の研究成果と、3Dプリンターで作った透明な貝殻をヤドカリに背負わせたアート作品を紹介する特別展「ヤドカリと貝殻 生態と芸術」が、白浜町の京都大白浜水族館で開かれている。10月1日まで。

 ヤドカリを35年以上研究している海洋生物学者の朝倉彰館長と、東京在住の現代美術家AKI INOMATA(アキ・イノマタ)さんによる合同展。朝倉館長が2年前、東京で行った講演会にイノマタさんが訪れて意気投合し、「ヤドカリと貝殻」をキーワードに、生物学と現代アートのコラボが実現した。

 イノマタさんが出品しているのは「やどかりに『やど』をわたしてみた」と題するシリーズ作。実際のサザエの殻などをCTスキャンにかけて形状のデータを取り、世界の都市や建物と組み合わせてデザインを決め、3Dプリンターを使って都市が載った透明なプラスチック製の貝殻を作る。生きたヤドカリが入った状態が完成といい、東京タワーや高層ビル、フランス・オンフルールの木造の家並み、中国・北京の天壇などを背負ったヤドカ…

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