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重点市場でも利用者減少 「成長の壁」鮮明に

事業戦略を説明するLINEの出沢剛社長=2017年6月15日

 メッセージングアプリ国内首位のLINEが26日、2017年第2四半期(4~6月)の連結決算を発表した。LINEが重点市場としている日本、台湾、タイ、インドネシアのアジア4カ国・地域での月間アクティブユーザー数(MAU)は6月末で1億6900万人となり、前四半期(3月末)から200万人減少した。

 重点市場4カ国・地域でのMAUが四半期ベースで減少したのは初めて。成長市場インドネシアで初めてMAUが減少したのが響いた。

 アクティブユーザー数は、実際にサービスを利用している人の数を示す。その規模や伸びはサービスの影響力や成長の勢いを判断する指標となる。LINEの全世界でのMAUは既に16年12月末から減少に転じている。今回、同社が戦略的に成長資金を投入している重点地域でもMAUが減少したことで、LINEの中核サービスであるメッセージングアプリとしての「成長の壁」がさらに鮮明になった。

 4カ国・地域でのMAUの内訳を見ると、日本では3月末から200万人増の7000万人と堅調で、台湾、タイでも増加した。LINEは、この3カ国・地域では安定的に市場シェア首位を確保している。一方、カナダの「ブラックベリー」や米フェイスブックグループの「ワッツアップ」を追い、シェアトップを目指しているインドネシアでのMAUは約400万人減となり、初めて減少した。

 インドネシアは人口急増が続いている成長市場。LINEも重要視している。今回の減少の理由について、LINEは「わからない」(広報)としている。

 出沢剛社長は、同日開催された投資家向けの決算説明会で「MAUは若干減少したが、メッセージ(送信)数、(利用者の)アクティブ度は上がっている」と説明。引き続きシェアトップを目指す考えを強調した。【尾村洋介/統合デジタル取材センター】

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