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任天堂

売上高2.5倍 「スイッチ」好調 4~6月期

 任天堂が26日発表した2017年4~6月期連結決算は売上高が前年同期比で約2.5倍の1540億円で、本業のもうけを示す営業損益は162億円の黒字(前年同期は51億円の赤字)、最終(当期)利益は212億円の黒字(同245億円の赤字)と、黒字転換を果たした。今年3月に発売した新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の出荷が好調だったことが貢献した。今後のスイッチが「Wii(ウィー)」のような大ヒット商品に成長できるかが、業績改善のカギを握る。

     スイッチは発売以降6月までに国内外で470万台を販売。4~6月期は197万台で、売上高1000億円超は4~6月期では7年ぶり。株価も4月から6月末までに約40%も上昇した。ソフトは4月発売の「マリオカート」が354万本売れ、今月には人気の「スプラトゥーン」も発売。今年度のスイッチの販売目標は1000万台だ。

     ただ、店頭では品薄状態が続いている。広報担当者は「発売開始時点で、ユーザーの期待が想像以上だった」と明かす。年末商戦に向けて増産体制を整える構えだが、スイッチの電子部品や半導体は、自動車やアップルの「アイフォーン」にも使われるため、「部品調達コストが上昇する」(アナリスト)との指摘もあり、業績改善への寄与度は読みにくい。任天堂は通期の業績予想は売上高が前期比53.3%増の7500億円、最終利益は同56.1%減の450億円に据え置いた。

     気になるのは、スイッチ人気が続くかだ。06年に発売されたウィーは、コントローラー自体を動かす直感的な遊び方が人気を呼び、任天堂の売上高を約1.8兆円(08年度通期)に押し上げた。スイッチはウィーを超えられるか。ゲーム誌を発行するファミ通の浜村弘一代表は「スイッチは人気ソフトがそろっており、増産できればもっと売れる。今後はオンラインの課金サービスが新たに始まり、スマホゲームとの相乗効果も期待できる」と語る。

     一方、つばめ投資顧問の栫井駿介代表は「家でも外でも遊べる新型機なら発売当初はこのくらい売れて当然。ウィーのように、既存のゲームファン以外に爆発的に普及するのは難しいのではないか」と話しており、先行きについてはさまざまな見方がある。【土屋渓、釣田祐喜】

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