難民問題

欧州への渡航、トルコが規制 地中海ルートに移動

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 国際移住機関(IOM)によると、昨年1年間に中東やアフリカから欧州に渡った難民・移民は約38万人で、過去最多だった2015年の約104万人から7割近く減少した。背景には欧州に向かう中継地のトルコが昨年3月から、渡航の規制強化に乗り出したことがある。

 これに伴ってトルコを経ずに地中海を渡って欧州を目指す難民らが増加し、密航船の事故が多発。死者・行方不明者数が年々増加しており、対策が急務となっている。

 近年の難民らを出身国別で見ると、シリア、アフガニスタン、イラク、ナイジェリアが多い。いずれも内戦またはイスラム過激派の台頭で、治安が極度に悪化している地域だ。シリアとイラクからの難民らは、過激派組織「イスラム国」(IS)が両国にまたがって建国を宣言した14年6月以降急増した。

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