【ワシントン清水憲司】東芝は28日(米国時間27日)、経営破綻した傘下の米原子炉メーカー、ウェスチングハウス(WH)による米国での原発2基の建設事業を巡り、発注元の米スキャナ電力に21億6800万ドル(2432億円)を支払うことで合意した。WHが工事を完成できない場合、親会社の東芝が債務保証する契約を結んでいた。
東芝とスキャナが合意内容を発表した。スキャナが発注していたのは、南部サウスカロライナ州のVCサマー原発2、3号機。東芝は今年10月から5年間かけて分割して支払う。スキャナは原発建設を継続するかを近く判断するが、この判断と関係なく、東芝に支払い義務があるという。
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