女子旅

江戸時代に一人旅 奥州~九州2万キロ 足跡追う

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菊舎の旅の様子がうかがえる展示が並ぶ会場=山口県下関市長府川端の市立歴史博物館で、上村里花撮影
菊舎の旅の様子がうかがえる展示が並ぶ会場=山口県下関市長府川端の市立歴史博物館で、上村里花撮影

 江戸時代に全国を旅しながら俳句や書画などを残した山口県下関市豊北町出身の女流文人、田上菊舎(1753~1826年)をテーマにした企画展「女流文人 田上菊舎--江戸の女子旅--」が、同市長府川端の市立歴史博物館で開かれている。企画を担当した同館の松田和也学芸員は「日本の女性史の中でも特筆される人物が下関から出ていることを知ってもらいたい」と話している。展示は30日まで。【上村里花】

 菊舎は長州藩士、田上由永(よしなが)の長女として、田耕(たすき)村(現在の下関市豊北町)で生まれた。16歳で結婚したが、24歳の時に夫と死別後は俳人として生きることを決意する。尼となり、俳人として全国を渡り歩き、さまざまな文化人らと交流しながら、俳句にとどまらず、漢詩や和歌、茶道、琴など諸芸の腕を磨いた。

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