パキスタン

シャリフ首相失職 最高裁命令 パナマ文書で不正浮上

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 【イスラマバード金子淳】パキスタンのシャリフ首相の親族が租税回避地(タックスヘイブン)にオフショア企業を設立し課税逃れなどをしていたとされる疑惑で、最高裁は28日、シャリフ首相が所得隠しに関与したとして議員資格の剥奪と首相の罷免を命じた。

 ロイター通信によると、最高裁の判断を受け、シャリフ首相は即日自ら辞任した。与党は後継の首相を擁立する方針だが、野党には来年に予定される総選挙の前倒しを求める声もあり、政治の混乱が深まるのは必至だ。

 不正疑惑は昨年、租税回避地の実態を暴いた「パナマ文書」で浮上。シャリフ氏の娘マリヤム氏や息子2人が英領バージン諸島にあるオフショア企業を通じてロンドンの不動産を購入していたとの情報だった。野党は首相の辞任を求めて最高裁に申し立てを行い、今年4月、最高裁が軍情報機関などによる合同捜査チームに捜査を命じていた。

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