核のごみ

最終処分場 選定基礎資料「科学的特性マップ」 塗り分けた適・不適 地下300メートルに埋設、完了まで100年

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 政府は28日、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)を地下に埋める最終処分場選びの基礎資料となる「科学的特性マップ」を公表した。マップの見方や、最終処分場の構造などを解説する。【岡田英】

 マップは既存の地質学的な資料を基に作った。火山から15キロ以内▽活断層付近(長さの100分の1の幅を持たせた範囲)▽隆起・浸食が大きい▽地温が高い▽地下水が強酸性▽軟弱な地盤▽約1万年前以降の火砕流が分布--の7条件のうち一つでも該当すればオレンジ色に、炭田・油田・ガス田がある地域は灰色に塗られ、いずれも「好ましくない特性があると推定される」地域に分類された。

 オレンジ色は地下深部の長期的な安定性に懸念があり、灰色は今後10万年以上にわたる保管期間中に地下資源が採掘されると、核のごみまで掘り出されてしまう恐れがあるためだ。両方とも処分場の候補地から外れる。

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