インターステラテクノロジズ社のロケット打ち上げ会場には、宇宙ファンらが多数詰めかけた。濃霧のため、上昇する機体は直接見られなかったが、エンジン噴射のごう音に驚いた様子だった。創業者の堀江貴文さん(44)は「迫力があったでしょう」と語り掛けていた。【酒造唯、鈴木斉】
堀江さんはイ社が発足した2013年、大手光学メーカーに入社直前だった現在の稲川貴大社長(30)に「ロケットをやろう」と呼びかけ、プロジェクトに誘った。現在の社員は若手を中心に14人と所帯は小さいが、それぞれ設計や制御、製造など得意分野を持つのが強みだ。
今回のロケットは14年に開発を始め、エンジンの燃焼試験を100回以上繰り返してきた。稲川社長は「万全の準備をした」と自信を見せていただけに無念の結果となった。
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