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体験集め出版 怪談作家・宇津呂さん
尼崎市の商店街「三和市場」の空き店舗が発祥の不思議な体験談を100円で買い取る「怪談売買所」。そこに集まった話をまとめた「怪談売買録 死季」を出版した「怪談作家」、宇津呂鹿太郎さん(44)=尼崎市出身=が1、2日、再び売買所を開く。折しも怪談シーズン真っ盛り。「100円玉を用意して待っているので、ぜひ足をお運び下さい」と宇津呂さんは話している。【山本愛】
宇津呂さんは、幼い時から、不思議な体験や怖い話を聞くのが好きで、親戚や友人に会うと、「こわい話、ない?」と尋ねて回る少年だった。「見過ごしたり忘れてしまっているだけで、誰もが不思議な体験をしている。体験を聞くのは面白い」と、大人になっても怖い話を尋ね続け、2008年には怪談専門の作家としてデビューした。
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