世界遺産

大阪悲願、登録へ「一歩」 百舌鳥・古市古墳群

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百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録への推薦が決まり、喜ぶ関係者ら=堺市堺区で2017年7月31日午後4時44分、三浦博之撮影
百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録への推薦が決まり、喜ぶ関係者ら=堺市堺区で2017年7月31日午後4時44分、三浦博之撮影

 31日の国の文化審議会で世界文化遺産登録への推薦が決まった大阪府の「百舌鳥(もず)・古市古墳群」(堺市、羽曳野市、藤井寺市)。近畿2府4県で唯一、世界遺産のない大阪府にとって登録は悲願だが、過去3回の挑戦は見送られ、4度目でようやく結実した。2019年の登録を目指してスタートラインに立った地元では歓声がわき起こった。

 午後4時前、大阪府庁には世界文化遺産登録推進本部会議メンバーらが集合。会長の松井一郎知事が「推薦候補に決定された」と報告すると、本部長の竹山修身・堺市長らから拍手が起きた。松井知事は「今回は第一歩。正式に登録されたら全身で喜びたい」と気を引き締め、竹山市長は「まずは喜びたい。登録まで頑張りたい」と笑顔を見せた。

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