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核兵器禁止条約を取材して=國枝すみれ(ニューヨーク支局)

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「核兵器禁止条約」が採択され、会場で喜ぶカナダ在住の被爆者サーロー節子さん(前列中央)=7月7日、ニューヨークの国連本部で、共同
「核兵器禁止条約」が採択され、会場で喜ぶカナダ在住の被爆者サーロー節子さん(前列中央)=7月7日、ニューヨークの国連本部で、共同

元軍人ら「抑止は幻想」

 ニューヨークの国連本部で7月7日、核兵器禁止条約が採択された。核兵器の非保有国代表団の間で固い握手が交わされ、非政府組織(NGO)が陣取る後部席からは歓喜の口笛が飛んだ。一方、米露などの核保有国は交渉会議への参加すら拒んだ。会場内の盛り上がりとは裏腹のこの落差に、核軍縮の難しさを見る思いがした。

 会議には市民社会を代表してNGOや学者も参加した。カナダ人の医者、ジョン・ルアー氏は「核が使用されたら医師は無力だ。核廃絶ほど重要な課題はない」と訴えた。イスラエルの反核活動家、シャロン・ドレブ氏(47)は「どの国も全人類を脅かす兵器を持つ権利はない」と話した。その通りだと思う。

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