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野鳥とともに

/5 母島列島(東京都小笠原村) 地上に暮らす幻のハト復活

ノネコ対策により個体数が回復してきたアカガシラカラスバト=「アルパインツアーサービス」石田光史さん撮影

 世界自然遺産として知られる小笠原諸島。その南に位置する母島列島は、面積約20平方キロの母島とその属島からなります。これまで大陸とつながったことがなく、海が生き物の移動を阻んでいます。この環境の中で生き物は独自の進化をし、固有種が多いことが大きな特徴です。鳥類も、キツツキやキジの仲間、スズメがいないなど、本州とは異なる分布をしています。中でも目の周りに黒斑のあるスズメ大のハハジマメグロは、世界中でも母島など列島3島だけにすむ鳥です。また、産卵数が少なく、雄もひなに給餌するなど、本州のウグイスとは生態的な違いを持つハシナガウグイスも生息しています。

 島の鳥類にとって、やっかいなのはノネコです。移り住んだ人が持ち込んだネコが野生化したもので、島にす…

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