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変わる電力

/中 原発安全対策1兆円 関電7基、揺らぐ「低コスト」

高浜原発を視察後、関西電力職員との会議で話す原子力規制委員会の田中俊一委員長(中央)=福井県高浜町で2017年7月7日、土屋渓撮影

 ガン、ガン、ガン--。7月上旬、関西電力高浜原発(福井県高浜町)にごう音が鳴り響いていた。原発事故に備えた道路の拡幅工事でアスファルトが敷かれていく。その脇では今年1月の大型クレーン倒壊事故を受け、2号機と1号機の原子炉格納容器にコンクリートの屋根をかぶせる安全対策工事が急ピッチで進む。

 この日、原子力規制委員会の田中俊一委員長が再稼働した3、4号機を訪問。東京電力福島第1原発の事故後に原発の安全基準が厳格化され、新たに配備された非常用の電源車や消防ポンプを視察するためだ。関電の職員数十人を集めた会議で原子力規制庁の担当者は「緊急時に孤立した場合、関電が船やヘリを用意するのに、それを知らない住民がいる。行政任せにしないでほしい」と指摘。田中委員長は「原子力の信頼はマイナスだ。関電がリーディングカンパニーとして取り組んでほしい」と注文を付けた。

 福島原発事故の賠償や廃炉にかかる費用は計約22兆円。今後、さらに膨らむ可能性がある。それでも国は原…

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