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被爆体験

「核も原発も駄目だ」 乳児で手足まひ、さらに被爆 88歳の田部さん、数年前に /広島

記者に「ありがとう、ありがとう」とほほ笑みかける田部正行さん=広島市東区で、山田尚弘撮影

 「ゲンバク、ゲンバク……」。東区の公営住宅に住む被爆者の田部正行さん(88)は、「当時の思い出を語ってほしい」と尋ねる私(記者)に対し、同じ四文字の言葉を繰り返した。田部さんの介護を担当して7年目になる訪問介護職員の山田拓さん(33)は「体力が持たず、長い文章を話すことはほとんどない」と残念そうに話した。

 田部さんの手記によると、田部さんは早産だった影響からか、生後半年ごろから手足の硬直が始まり、まひの障害が残った。72年前の8月6日、16歳で爆心地から約1・8キロの広島市舟入川口町(現中区)で原爆の閃光を浴びた。自宅の縁側で新聞を読んでいた際に飛行機が近づくような音を耳にしたという。「B29だ!」。そう思って顔を上げた瞬間、黄金色の光とともに天井が落ちかかってきた。

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